私と地域

lessorの日記 - 地域で生きねばならない理由は何処にを読んで思ったこと。


私にとっての「地域」は今かなり限定されている。


住んでいるアパートは小さく、お互い挨拶しかしない。以前住んでいた女性に生協加入に誘われたけれど断った。
アパート自体が自治会に入っていないため、回覧板など回ってこない。情報は入ってこないけれど、地域の清掃などに参加せずに済んでしまっている。

仕事は遠隔でやりとりし、案件ごとに構成メンバーが変わる。

徒歩圏のスポーツクラブに入って長いけれど、知り合いを作っていない。(一時期1人話しかけてきた人がいて、すごくストレスだった)インストラクターはさすがに顔を覚えてくれている人が2-3人いるけれど、挨拶のみ。


とにかく、「固定した逃げられない関係」というものをひどく恐れている。だいたい半年過ぎるとボロが出て破綻するから。定型の人は、「たまに(精神的に)調子を崩す人」は許容しない。匿名でい続けることが許される環境にしかいられない。



行動には制約がかかっているかも。
交流の激しそうな居住地域には住めない。今のアパートは運がよかったと思う。
スポーツクラブの月額料金で、ほんとにやりたい習い事をするのもあきらめている。(知り合いをつくらなくても浮かずにいられるのってスポーツクラブぐらい)
徒歩圏にいい求人が出ていても働けない。調子を崩してやめることになった場合を想定してしまうから。
外食するにしても、客が常連化しやすいところには行かない。



自分が何かを続けられる条件、というものをちょっとずつ発見していくと、こんな感じになった。
でも、最初からあきらめていた訳ではない。「人並みに」と思ってやったことが全滅していった過程は経ている。その過程で得たことももちろんある。(代償として鬱になったりしたけれど)
少し背伸びして、幅を広げて、のバランスが難しいと思う。次の環境では、もう少し近所づきあいができるようになるつもり。