イメージの維持の難しさ
第一印象はそう悪くないよう。でも回を重ねる中で疲労がピークを超える瞬間が来ると、バランスの悪さが露呈するようだ。
それまでに、相手との関係が出来ていればいいけど、そうでないと引かれるだろう。
難しいなと思う。
やっぱり気にしてたんだ
OB会のメールが流れている。そこそこ親しくしていた同期も参加するらしい。
OB会自体はどうでもいいし、同期についても前回のOB会でうまく話せなかったからもういいや、と思っていたのだけれど。
今日はその同期と話す夢を見た。しかも私は最近撮った写真をその人に見せていた。
やっぱり認められたいんだろうな…。
映画「音符と昆布」
音符と昆布経由で知った。
音符と昆布 | オンプトコンブ
「モーツアルトとクジラ」は結局観なかったのだけれど、これはぜひ!
池脇千鶴と市川由衣!
Storyより。
かりんは火星人と同じくらい、理解不能な女の子だった。
言葉を交わしても、会話が成立しない。滔々とウンチクを語る。散らかっていた部屋のあらゆる小物を、几帳面に色分けし整頓するという具合だ。廊下に紐を渡すと、持参してきた大量のポラロイド写真を吊るしたりしている。どれも街灯の写真だが、かりんにとっては「音符」なのだという。どうやら1枚欠けている街灯の写真を捜すためにこの家に来たようだが……。
社会のフツーをはるかに超えているかりんに、ももは振り回されっぱなし。ついにイライラが限界に達したももは、かりんが作った干し椎茸の戻し汁を目の前で流しに捨ててしまう。すると、かりんは悲鳴をあげて発作を起こした!
ももは、浩二からかりんが自閉症のひとつのタイプである「アスペルガー症候群」だと明かされた。同情したいところだが、ももにそんな余裕はない。彼女もまた「臭覚がない」という欠陥を抱えているからだ。「可能性はけっしてゼロじゃない」とあえてフードコーディネーターとして働き、努力を重ねてなんとか生きのびてきた。その苦労を分かったような口を聞くかりんに、またイライラしてしまうもも……。
この定型発達の方の妹にも、軽度(見た目にはわからないという意味での)障害があるという設定が秀逸だと思う。
感情の言語化
アスペルガー社会人のBlog : 感情をつかまえること、言語化すること
を読んで思い出したこと。
複雑な感情を、その場ですぐ言えと言われて、そこでフリーズしてしまう、という経験があった。
そのまま考え続け、その日はほとんど眠れず、考えて考えて3日後ぐらいに人に通じるぐらいの言語化ができた。疲れた。
こういうことを繰り返すと脳疲労につながるという危険を感じる。冬場だし。
これは…アドバイスにもなっていないというか、「どうしたらできるのか」というスモールステップが欲しいところですね…。
今回私の場合、とっちらかった気持ちの断片をチェックしていって、2種類の相反する感情がメインとサブに並んでいて、何かのきっかけでサブの方が顔を出すとそっちの記憶に飲み込まれてしまっているんだ、ということがわかった。
「発達障害×仕事プロジェクト」始動準備中。
昨年から構想しながらもいまいちうまくいっていない「発達障害×仕事プロジェクト」。
最近何をすればいいか、どう進めばいいかの方向性が見えてきた。
昨年末に2ヶ月、企画を立ててプレゼンする(採用された!)という経験を積んだことで、アイデアを実現するための必要なプロセスというものがあって、思い付きではうまくいかないということがわかったのがよかったのだと思う。
企画としてきちんと形にすることと、インタビュー先のリストアップをすすめているところ。
支援機関の人にもインタビューしたいのだけれど、クライアントと同一視されないために、最初のうちは当事者とは明かしたくないなと思っている。何かいい自己紹介はないかな…。
「うつ状態を経験し、仕事を探すのが難しかったので、ニート、ひきこもり、発達障害の就労問題に興味を持って調べています」
っていうのはどうだろう。大学院生とかだと所属もあって話が早いんだろうけど…。
第3者のちからと対等であること
就職支援を仕事にする人でもなく、友達でもない、第3者との接触が自信につながるという実感がある。
春からNPOで月1-2回仕事をしている。そこのNPOのスタッフとの対等なお付き合いが、何か私に力を与えてくれているような気がする。
1年前に発達障害支援センターで、受託事業(NPOで一定期間受け入れてもらうらしい)や障害者職業センターをすすめられた。でも行かなかった。なんか違うと思ったのだ。
その後、その障害者職業センターの人がパネラーとして出ているシンポジウムに言った。体育会系っぽい熱血っぽい発言が多かった。心底行かなくてよかったと思った。
その人は「掃除」を重要視していて、それは中小企業の社長さんなんかには、掃除ができることがアピールポイントとなるらしいとのこと。他のことができても掃除が苦手な私はどうすれば…と思った。
「受け入れて」もらわなければいけないのか。今の現実はそうなのかもしれないけれど、変えていきたいと思う。
(追記)
冒頭のNPOと出会うまではいろいろ経緯があったのだけれど、発達障害支援センター経由で「障害者」として「仕事のやり方を覚えてもらう体験」をするよりは、別ルートで対等に接触したほうがいいんじゃない?と考えてそれには成功したと思う。