CBフォーラムおおさか 矢野紙器とOKURIN

まずは矢野紙器さん。
ここは、ダンボールなど紙系の会社みたい。紙モノ、箱モノ好きの私としてはダンボールで組み立てられた椅子が気になっていた。ペットボトルでリサイクルしたらしい、(すみません。これは私の聞き違いでした。)かわいらしいぬいぐるみがあったけれど、第一印象はそれほど強くなかった。

が。
パンフレットをこっそりもらって予習をしてから、2回目にブースに行ってみて、なんとなくお話に混ざっていると、どうやらこのぬいぐるみ(OKURINという名前)の作製には自閉症の人が関わっているらしい。
目のところは刺繍で、一つ一つ微妙に違うのだけれど、そこがその人の担当らしかった。目と言えば人形の一番魂の部分。刺繍に関する作業のこだわりエピソードなんかもちらっとお聞きした。


その瞬間、私の中で、OKURINはただのぬいぐるみではなくなった。例えるならば、スーパーで質が良さそうなお値段高めの小松菜を見つけた。でも表示をよく見ると自分の家の近くの農家の人が作った小松菜だった。これは買った方がいいかも! みたいな感じ。親近感がすごく上がったのだ。


ちなみにOKURINはただのぬいぐるみではなくて、プレゼントを運ぶ封筒の役割を果たす。送り状をつけてもらうと全国に旅立てるという仕組み。しかもネット上にメッセージボックスまで持っている。詳しくはOKURINとの遊び方へ。


このblogを読んでくださってる発達障害業界のみなさま。ぜひ贈り物やお子さんのお友達としてOKURINを。お買い求めはこちら。 OKURIN SHOP


私は何度でも使える循環型のOKURIN FUTOU(封筒)を買う予定。定型便のやりとりに便利らしい。


P.S.
あと講演会場なんかに10匹ぐらい常駐させるのはいかがでしょうか。>主催側の方、講師の方、矢野紙器さん
ちゃんと由来がわかるようなPOPもつけて。ディスプレイできる棚(OKURIN TREE)もありますし。講師の方は話の掴みにいいかも。ということで買える方はまとめ買いしてください。


(追記:3/30)
何かに似てると思ったら、OKURINのシステムはブッククロッシングに似てるかもしれない。
about BOOK CROSSING...


また後で書きます。