決意。
2年半前受けたダメージからはほぼ回復した。この春夏も調子が悪かったけれど、夏に再度ASの診断を受けて、もう1度自分の過去と現状を見直した。結果安定してきた。自分なりにできることがある、人と関われるという事実は支えになることがわかった。
スキルがない訳ではないと思う。でもそれをアピールする方法や、何を加えたら社会に通用するのかという+αみたいなものが足りないのではないか。5年前の診断時には世間知らず過ぎだったからか、AS的思い込みから抜け出せてなかったせいか、「戦略的に考える」ということができていなかった。私は自分の選択を尊重されつつ、きちんと実行した経験がほとんどないのだけれど、そろそろやれるのではないかという気がしている。
今は、ストレス要因を減らしているのでサポートも必要ない、という状態になっているけれど、サポートを受けつつできることをやっていった方がずっと良い。
2度と年単位の二次障害に陥るのは嫌だ。ペースを崩さない範囲を守りつつ、改めて行動してみようと思う。
こんな風に考えたのは、たぶんこの本の空音さんのケースを読んだから。空音さんは、主に子育てのために、試行錯誤しながらサポートを上手に利用しているみたい。
自閉の人への支援というのは、物の支援ではだめで、物を与えられるだけでは駄目で、人の支援が必要ということに気がついたんです。
ちょっとハッとした。
自閉症スペクトラム 青年期・成人期のサクセスガイド 服巻 智子 クリエイツかもがわ 2006-09 by G-Tools |