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逆に守られたこと

とある人の自伝的エッセイを読んだら、「かわいさ」「モテ」「女としての価値」みたいな考えや比較軸がとても多くて驚いてしまった。
自分の中に無いわけではないけれど、その人のは過剰すぎてきつい気持ちでいっぱいになってしまった。
でも、よく売れた本なので、多くの人が支持したのだろうと思う。


振り返ってみると、子どもの頃から、親や親戚や友人に容姿についてあれこれ言われることなく育ったと思う。
今でも自分の顔がどんな感じなのかよくわからないのだけれど、褒められることもけなされることもなく、なんというか「評価しにくい顔」なんだと思う。年齢不詳さもあり。
そんなことよりも、10代の頃は自分が普通の人ができることができないようだ、ということの方が悩みが深く、
あまり容姿や「女として」どうこうという観点では傷つかずにきた。
もしかしたら同級生など誰かから何か言われていたかもしれないけれど、気がつかなかったし、なかったことと同じだ。


比較し始めたらキリがないし、ずっと苦しいばかりだと思う。
若くてかわいい女の子を見たら、かわいいなーとのんびり思えるぐらいで本当によかったと思った。


父(教科書に載せたいぐらいの典型的なASD)のことを考えていても、比較軸を持たないので本人は悩まずメンタルは守られるということはありそう。
周囲が大変だけれど…。
私は父に比べると超軽度の部類に入り、10代半ばで周囲との違和感に気がついてしまったことで二次障害に突入してしまったと思う。