「甘えられる」と怒りは誘発しない(たぶん)

朝から興味深い記事を読んだのでエントリー。
三咲さんの
間接的な非難は定型発達者を傷つける

「しいたけがない」

と言った。

夫は大層気分を害した。

ああー、こういうシチュエーションはありそう。

「しいたけがない」

という言葉には、よそった夫に対する感謝の気持ちが微塵もない。
それどころか、よそった夫に対する非難の意味が含まれている。

なんというか。事実をそのままうっかり述べると、こうやって「非難している」と思われて驚くことがある。だからここでの「間接的な非難」とは先方の受け取り方なのだけれど。

でも、鍋をよそってもらったときに「ありがとう」と言ったとしても怒られそう。


怒られずに「しいたけがない」という方法。

「しーいーたーけーが、なーい(はーと)」と冗談ぽくかわいらしく言う。「甘える」ってことですね。これは高等技。自分も難しいけど。
「しょうがないなー」と言いながら追加でよそってくれると思います(たぶん)。


狸穴猫さんの提案リストができるようになった上でのチャレンジスキルですね。


セリフのみ。
セリフ+笑顔。
セリフ+演技。
難易度が上がるにつれて、効果も上がります。

(定型発達者に感情や気遣いを示すのは、)実は簡単である。
機会を狙って次のセリフを過剰と思うくらい多用すればいい。

1 「ありがとう」
2 「うれしい」
3 「楽しい」
4 「大丈夫?」
5 「大変(だ)ね」
6 「恐れ入ります」
7 「お手数おかけします」
8 「おかげさまで」
9 「ごめんなさい」
10「申し訳ありません」