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「アスペルガー当事者が語る特別支援教育―スロー・ランナーのすすめ」

先日、「図書館で借りる」と言っていたこうもりさんの本、とっくに借りて読んだのだけれど、レビューを忘れてた。


まず、おもしろいのは3人との対談。
こうもりさん(のお母さま)にLDを指摘した先生、内山登紀夫先生、障害学で名前をよく見る倉本智明さん。1番おもしろいのが内山先生。どちらが当事者か全然わからないですよ...。これは必読。
倉本さんとの対談も、観点が違うので興味深いです。なんだろう。「ステレオタイプ」な反応や世間のルールを知り尽くした上で、それを越えることができる、というようなことが書いてあって(ややうろ覚え)、それは心に残った。


哲学用語が多くて、どうも私には頭がくらくらするのだけれど(ヴィトゲンシュタインって何した人?)、「スロー・ランナー(SR)」はいい概念だなと思う。まぁ「皆で一緒に」の中で、そのゆっくりを成立させるためには、相当大変なのだけれど...。
思えば、私も亡くなった伯父が「縹は遅咲きだと思う」と繰り返し私と母に言ってくれたことが、今の私を支えている。でもそう考えられるようになったのは最近のことだなぁ。


アスペルガー当事者が語る特別支援教育―スロー・ランナーのすすめ
アスペルガー当事者が語る特別支援教育―スロー・ランナーのすすめ高森 明

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