障害と仕事とアートと

「アートを仕事にする」社会起業セミナー 障害のある人たちの新しい働き方
行ってきた。すごくよかった。
この半年ぐらい、貯金を切り崩して各種イベントに出てたけれど、この2日のための長い準備だったのかも、と思えた。


発達障害という文脈でレポート。
主に知的障害の人もしくは知的障害と身体障害を併せ持っている人、と関わっている人が多いという印象を受けた。精神障害関連の方もちらほら。



「就労支援の歴史」みたいなものがあって、これまでのいろいろな苦労を踏まえて、そしてまだうまくいってない現状があって、まだまだこれからなのだ、という話を最初に聞いた。
考え方を変えて、枠を広げよう、可能性を探そうと。

中途診断の発達障害者が、急に相談先が出来たからといって、(対応しきれていない)障害者職業センターなどに相談に行ってもなかなかうまくフィットしない理由がわかった気がした...。

企業との関係も、まだまだこれからみたい。CSR(企業の社会的責任)とかダイバーシティ(多様性のある働き方)とか最近いろいろ言われ始められているので、うまくwin-win-winな関係を作れれば、ということなんだろう。


とにかく目が開ける思いがした。希望を持つ、共有するということはとても大切なことなのだろう。



id:ngmkzさんとリアルで遭遇。
これまでblogでのお付き合いを踏まえて、話ができたのでよかった。
「この時代に、発達障害について考えるのは意味があると思う」と。(できれば補足お願いします)

発達障害は突き抜けた「わからなさ」を内包しているのが強みだと思った。わかったと思い込んでしまえないからこそ、考えたり、悩んだり、新しいアプローチを考えたりすることができる。
今回全体を通して私が学んだのは、「プロセスが大事」「だから悩んで考えて試してみたことに意味がある」ということかも。本来持ち合わせている短絡性は、早急な解を求めたがるのだけれど。



そして、自分が2月に感じた感動の詳細を忘れていた...。この頃はまだ、印象に残った言葉をメモするだけで、うまく考えることができていなかったように思う。