方向を少し変えてみる

ウェブ人間論」を読んで、年配xネット世界どっぷり vs 若者x文学的知識人 のクロスっぷりにおもしろみを覚えた。新しい技術や知識を追いかけて断片的な事項を拾い集めがちだけれど、しっかりとした教養は思考のベースになるものだ、と改めて思う。


ということで、最近のテーマの1つは教養を深めること。スキルの勉強は毎日ぽちぽち続けているけれど、深く考えるということを習慣として身に付けたい。


そう思うと自分の受けてきた教育は決して無駄ではなかったと思うことができた。サーベイして、社会の問題意識から自分なりのテーマ*1を見つけ出し、解を考え、新たな方法をストーリー仕立てで提案する、ということを叩き込まれた。


日常的にこの種のハードな頭の使い方を要求されなくなって久しい。自力でやらなくてはと思った。
このblogにもその過程について書いていければと思う。今まで発達障害ネタに絞って書いてきたけれど、一通り書き尽くした感があるのでちょっと向きを変えてみたい。


ウェブ人間論
ウェブ人間論梅田 望夫 平野 啓一郎

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*1:そういえば、この時期のテーマは正攻法で見つけただしたのではなくて、A-typeコミュニティの中で思いついたことを、汎化したんだった。残念ながらスキル不足でコミュニティに還元できなかったのだけれど、今の自分の基礎は作ってくれたと思う。