成人サポート事業 ワークショップレポート
遅れ気味で会場に入る。昼休みに近くでご飯を食べて完全にリラックスしてこようと思ったら時間の見積もりが甘くて遅れてしまった。午前の会場の後に、午後は部屋が変わるとは聞いてなかったので、午前の会場に向かうと別の団体が…。軽くパニックになりながら午後の会場に滑り込んだ。
前のほうに空きがあったので座ろうとしたら、辻井先生に「マウス持ってる?」と聞かれ、よく聞き取れなかったために更に動揺。落ち着くまでかなり時間がかかってしまった。
支援者と当事者だけだと思っていたら、親御さんもいらっしゃって驚いた。
当事者のためのワークショップとリラクゼーションを行うという説明が。
ワークショップその1
4項目にわけて、箇条書きで書き出すよう指示された。
自分について
- 自慢したいぐらい良いところ
- 今努力しているところ
- 直したほうがいいなと思う気になるところ
- 直すべきこまったところ
blogを書いて、自己分析的なことをしているおかげか、わりと書きやすかった。何を書いていいかわからない、という当事者の声がけっこうあがる。
困ったことばかり考えてしまいがち
いいところを伸ばす
困ったところをなくす
悪い循環
気になるところを改善していったら、困ったこともなんとかなりやすい
一番若い支援者の方の書いたものをサンプルとしてとりあげる。4項目に書かれたことはそれぞれ関連があることがわかる。ちなみにその方は「ADHDフレーバー」ですね。と言われていた。
自分の書いたものを読み返してみると、
- 努力
- 体調管理
- 気になる
- 寝付きが悪い
- 自分の状態がわかりにくい
- 困ったところ
- ネットの時間が長い
- 時間の読みが悪い
がそれぞれ関連があるっぽい。
ワークショップその2
感情について。
- うれしい(楽しい)
- いらいらする
- 悲しい さみしい
- リラックス(ゆったり)
それぞれどんな時か、箇条書きにするよう指示される。
これもblogのおかげでわりと書きやすかった。自分はこういうときはこうなんだ、というラベリングを再確認できたようでよかった。
命に関わることは助けを求めないといけない
相手に助けてもらいやすくする
どんな状態からでも、自分を良くすることができる
被害的にならない
リラクゼーション
力を抜く
楽しい 暖かい気持ち
すきな手触り 匂いを知っていること
リラクゼーションは、自律訓練法みたいな感じ。肩に力をいれてふっと抜いたり。
お気に入りアイテムとして、これについて発言してみた。
フラッシュバック対策
記憶を書く
危険じゃないことを認識
とめる
とめるって難しいと思う。私は「徹底的に思い出す」というアプローチをとったけれど、人に軽々しくオススメできないので発言せず。そういえばこれって、こうもりさんのアプローチだ。数年前に聞いたときは「そんなのムリ」と思っていたなぁ。
自分でサポートブックをつくるとよい
A41枚程度に抑える 書きすぎない
状態が悪くなる前に対処
終わったあと、辻井先生は近くの当事者と次々握手していた。私もした。なんだかいい感じだった。
当事者メインのワークショップということで、支援者と親御さんはやや期待はずれだったのでは?と思われる。私も支援者と話し合いができると思っていたので、あれれ?と思った。ワークショップは役に立ったけれど。