木谷先生講演会

この講演会、当事者企画で木谷先生はゲスト講演者だったよう。

 木谷先生は「軽度発達障害の人は成長し、他者理解ができるようになるからこそ落ち込み、生じる問題点がある」と指摘。成人アスペルガーの特徴をていねいに分析しながら、「自閉症としての自分」と、「自閉症らしさと周囲を理解できる自分」とのバランスがとれるよう、家族や仲間など他者が伝えていくしくみが必要であると述べました。さらに、これまで生きてきたことへ尊敬の念を持つこと、苦しい中で出会えた人間関係を再確認すること、自閉症は40代でも50代でもどんどん成長することを、最後のまとめとしました。


私も生でお話聞きたかった。「他者理解ができるようになるからこそ落ち込み」ってまさにその通り。十一先生の「高次対人状況」と同じことを指してるかな。