「自助グループ」ではなくて

何かもう少し元気の出るような名前がいい。「エンパワメント・グループ」とか「セルフエスティーム向上委員会」とか。「セルフサポーターズクラブ」とかどうだろう。


ポジティブミーティングの日、とネガティブミーティングの日があるといい。前者はピア・コーチングとかをする。目標やこれからしたいことを語って応援してもらう。後者はどうも最近ダメだ、というときにぐちぐち言う日。


フルタイム社会人、既婚者、仕事探している人、「親子アスペ」など、細分化されたカテゴリ分けが必要な時期が来ているのだと思う。ニーズも悩みも違うので。5年前はAS同士というだけで親近感を覚えて、会いたいなと思えたけれど。


でもリーダーというか幹事の負担は重い。持ち回りでやるにも苦手な人もいるだろうし。メンバーが固定化すると、安心な反面馴れ合いになってくるし、かといってあまりにも流動的だと信頼関係をつくれない。その辺りをずっと気をつけて調整するのには、ボランティアじゃ限界があると思う。


NPO立ち上げて、少人数スタッフで仕事としてやるなら成り立つかも。全国の親の会がNPO化している理由も同じかな。小中で診断された子どもたちも、そろそろ大学生になる頃なので、大人対象サポートNPOの需要は今後増えてくると思う。


こんなことを考えるのも、この本を読んだから。また後で内容についてもう少し書く予定。

490772568X自閉っ子、自立への道を探る
服巻 智子
花風社 2006-08

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