こころのりんしょう a・la・carte アスペルガー障害

1部がQ&A、2部が論文で構成されている。論文はぱっと見犯罪とのからみに関するものが多い。

こころのりんしょう〓・la・carte (Vol.25No.2(2006June))
こころのりんしょう〓・la・carte (Vol.25No.2(2006June))

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岡田俊、「注意欠陥/多動性障害とアスペルガー障害の鑑別」

多動や衝動性はPDDの子どもが不適応を呈したことによっても二次的に生じうる。

このADHD的問題でずっと困っている。


十一元三、「アスペルガー障害と高次対人状況」

一次障害,早期関連症状、後期合併症、二次災害型」問題に分類。
精神的症状は後期合併症に分類されるようだ。

  • 高次対人状況について

ハンディキャップが目立ちにくいため、定型発達的対人関係に放り込まれたときに混乱を起こしてしまうこと。


この言葉は初めて聞いた。私自身がまさにこの事例にあてはまりそう。一見自閉度が薄くわかりにくいけれど、密な対人関係の中で不適応を起こし、いろいろな症状が出現した。
薄さゆえの問題を取り上げてくれてうれしい。