最近の変化

1年半ぐらい前に友達になった人から、「最近ADHD+ASと診断された」と打ち明けられたことで、
結局、相性の良い人は発達障害持ちか、グレーゾーンの人が多いなと思ったり、
仕事もそれなりにまとまってはきていますが、どうしてもできないことは、やはり発達障害由来だろうなと感じることも度々あり、
改めてきちんと向き合おうかという心境になっています。


友達と本の情報交換をしていて、知らない間に発達障害にまつわる考え方も大きく変わっているのだなと知り、
少しずつまた本も読み始めました。


2人の友達から、ストラテラコンサータの話を聞いたこともあって、
病院で相談してみたら、お試しでストラテラ10mgが出ました。ADDはグレーゾーン(診断当時は、ASが優先という診断基準だった)なのですが、困っていることは多い気がしていまして。
まだ3週ほどしか飲んでないのですが、メタ認知力が上がるような気がする、というか、自分の感情や状態に気づきやすく、早めに対処できるような気がしています。

経験から学べない理由

「学習しない」「同じ過ちを繰り返す」って怒られることが多かったです。


では、「経験から学ぶ」というのはどういうことなのか。
起こったことを、記憶と照らし合わせながら再認識や解釈、理解をする、というプロセスなのではないかと思います。


そのためには、起こったことは適切に脳内で処理されている必要があります。
ですが、視覚的や聴覚的な記憶力がなまじあるだけに、ある出来事をシーンで覚えていたり、交わされていた会話そのものを覚えていたりします。
そうすると、起こったことは処理されない生の記憶として残ります。


精神的に弱っている時に、過去の記憶が思い出され、その時にまとめて意味付け、理解をしてショックを受けるという体験を何度もしてきましたが、この、普段からこまめに意味付け、理解ができていない傾向と関係しているように思います。


昔に比べてはるかに記憶力は低下しましたが、意味付けや理解の力は上がってきているのでしょう。たぶん。
そして、二次障害にならずに育てば、記憶力は維持したまま、理解力を上げることができたのじゃないかな、と考えてもしょうがないことを思います。

最近の状況

長い付き合いの友人のうち数人が、ADHDだと診断されたりしたこともあり、友人知人の中で、「それらしい人」が増えてきたな、と思います。ちょっと匂わす程度に話をすることも。


改めて、自分のことに向き合わないといけないな、と感じていて、
コミュニケーションは相互に行われることなので、自閉圏側の「コミュニケーションの障害」として、全部問題があると考えるのもおかしい、という考え方をちらほら見るように。
数年間で考え方も変わってきてるのかな、と思って新書を買ってみました。


自閉症という謎に迫る 研究最前線報告 (小学館新書)
自閉症という謎に迫る 研究最前線報告 (小学館新書)金沢大学子どものこころの発達研究センター

小学館 2013-12-02
売り上げランキング : 3068


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

自閉症という謎に迫る 研究最前線報告(小学館新書)
自閉症という謎に迫る 研究最前線報告(小学館新書)金沢大学子どものこころの発達研究センター

小学館 2013-12-07
売り上げランキング : 2523


Amazonで詳しく見る
by G-Tools




このblogを数年前に中断して、長い間自分でもアクセスすることがなかったのですが、その理由を、当時交流のあった人にうまく説明することができなかったな、と思います。

近況など

最後に更新してから5年も経っていて驚いてます。
季節の変わり目に体調崩すこともありますが、なんとか仕事をしています。


「発達障害を忘れる」ということ。 - Togetter
ここに書かれている感覚が、このblogなどから一旦離れようと漠然と思った感覚に近いです。
思っていたよりはできることが増えたり、それでもどうしてもできないことが見えてきたりしています。

ポータルサイトなど閉鎖しました。

ボランティア管理人をしていました、成人サポート事業サイトは、年度終了のため閉鎖しました。
アスペ・エルデの会 サポートネットワーク
こちらでその後の情報は発信されると思います。


A-type Portaは、サーバの管理が負担になってきたこと、お問い合わせフォームからのスパム(海外から)が急増しため閉鎖しました。


以上2つのサイト閉鎖に伴い、レンタルサーバを解約するため「発達障害×仕事」サイトを閉鎖しました。自作のコンテンツは、将来的にこのblogに移すかもしれません。

他者との接触

説明を省いていて、それがどうしてか伝わらないとわかったり、
傷つけずに断ろうと思って、
丁寧に丁寧に説明しようとすると、それが逆に返って相手を傷つけるみたいだ。


でも、相手の感情に責任はもてない、ということを
私はちゃんと認識しなければいけないんだと思う。


自他の区別が甘いと、後からこういう問題が出てくるんだ。


苦しい。ごめんねって言ってしまった方が簡単だけれど、
もう少しがんばろう。


自分にプライドという概念があんまりないため、人のプライドがどこで傷つくのかあまりわからない。
どうも、その辺り。
あと、こちらが思っている以上に第一印象がよいみたい。まぁだいたい1回きりと思ってスイッチ切り替えてがんばってる。その落差はあるのかも。